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美容大好きライター・富永明子のビューティLabo

紫外線を通しにくい色や素材を選べば、日差しの強い日も安心

秋のトレンドも意識しておしゃれに着こなす!
紫外線対策ファッションのポイント♪

暦の上ではもう秋。涼しくなってくると、夏の間は念入りに紫外線対策をしていたのに、つい気が抜けてサボりがちになることも。日焼け止めを塗るひと手間って、ちょっと面倒ですよね…。

紫外線量は7・8月をピークに下がっていきますが、9月も初夏に近い量が降り注いでいるので、油断は禁物! とくに、ボディのUVケアは落とし穴がいっぱいです。私は塗り漏れがないようにと、スプレータイプの日焼け止め(服の上からも使えるもの)を使っていますが、それでもけっこう塗り漏れがあり、変なところが日焼けしがち。たとえば、手や足の甲、背中側の首などは「うっかり日焼け」しやすいですよね。さらに、髪や目も紫外線によるダメージがあるとわかっていても、ケアしそびれることも。

もっと効率よく紫外線対策できないものか…と考えて、はたと思い立ちました。ファッションで紫外線対策をすればよいのだと! とはいえ「紫外線対策のファッション」と聞くと、厚ぼったい服でひたすら肌を隠すイメージで、おしゃれに仕上がらない予感大…。実際、Google先生で「紫外線対策ファッション」を検索すると関連キーワードとして「日焼け対策 おしゃれ」「日焼け対策 おばさん」がサジェストされ、みなさんどうすればファッショナブルに紫外線対策できるのかとお悩みの様子。

そこで今回は、スタイリストの篠塚美智子さんの力を借りて、秋のトレンドも取り入れた紫外線対策ファッションを考えてみました!

紫外線対策
コーディネートの心得とは?

その前に、まずはお勉強! 紫外線対策に効果的なファッションって「肌を隠す」以外に、どんなポイントがあるのでしょう?

調べてみたところ、「色選び」と「素材選び」を工夫することで、紫外線を防ぐ効果はぐんと上がるようです。ポイントをまとめてみました!

【紫外線対策コーディネートのポイント】

●極力、肌は隠す。ただし、暑苦しく見えないように!
●濃い色(黒、紺、緑など)が紫外線を通しにくい。意外なところでは、鮮やかな黄色も効果的!
●素材はポリエステルやレーヨンが紫外線を通しにくい。
●UVプロテクト機能のあるものは小物で取り入れる。日傘や帽子、サングラス、ストールなどが便利!

暑い時期は、涼しげにしたくて、白やピンクなど淡い色を好む方も多いでしょう。でも、淡い色は紫外線を通しやすい(紫外線透過率が高い)ので、日焼けしやすいそう。とはいえ、全身を濃い色にすると重すぎる…そんなときは、黄色が便利! それを知ってからは、日差しの強い日は鮮やかな黄色のワンピースを好んで着用しています。ポリエステルやレーヨンが入った衣類は、手ごろな価格のものが多いのも嬉しいところ!

上記のポイントを踏まえて、スタイリストの篠塚さんに選んでもらったコーディネートがこちら♪(モデルは私で失礼します)

お仕事のある日は、
上品なミドル丈の黒スカートで♪

まずは、お仕事のある日にピッタリのコーディネート!

黒のスカートはポリエステル95%入り。トップスは白ベースですが、緑のストライプ入りで紫外線透過率を下げる工夫を。上半身を日差しから守るために、日傘を使うと、よりベスト!

篠塚さんによると、黒のような重い色を身につけるときは、手首や足首をちょっと出すと涼しげに見えるほか、スタイルアップも狙えるとか。今年もトレンドのミドル丈スカートは、ほどよく足首が見え、上品な雰囲気が出るので仕事のときもおすすめ。ちなみに緑はトレンド色のひとつ! トップスと靴はいずれも緑で、色をつなげるとバランスが取れやすいそうです。

日傘は持ち歩きたくない、というときには、UVプロテクト機能のあるストールも便利。羽織ってもよし、首に巻いてもよしの優れもの! 屋内で日差しの強い窓際にいるときも、さっと羽織りたいですね。

休日のお出かけには、
黒トップス×黄色スカートの
UVケア最強コーデ!

続いて、休日のお出かけにピッタリのコーディネートがこちらです。

紫外線を通しにくい黒と黄色の組み合わせ。トップスはレーヨンとポリエステルの混合、スカートはポリエステル100%で、紫外線からがっちりガードです!

暑い時期にサッパリといただけるメニュー。塩と酒を入れた湯にさっと豚肉を湯通しし、氷水に漬けて冷やします。大根おろしと細切りにしたミョウガをのせ、ポン酢をかければ完成!ミョウガにも酵素がたくさん含まれています。

スカートは渋めのゴールドで、茶や黒と合わせると秋らしいコーディネートに。篠塚さんによると、大人の女性には、少し辛子色っぽいトーンの黄色がおすすめだそう。光沢感があるのでパーティ仕様にもできるし、Tシャツやスニーカーを合わせるとカジュアルにも着こなせるユーティリティーの高いアイテム。

また、足元は黒のブーツサンダルを。足元に重みを出すことで、秋っぽさが加わり、さらにトップスの黒とも色が合うのでバランスが取れます。

また、サングラスや帽子など、小物でも紫外線をブロック! 目に強い紫外線が入ると、メラニン色素が過剰に作られる原因となり、シミやソバカスが発生してしまうのだとか。ほかにも、白内障などの病気の原因になることもあるのだそうです…。

でも、目は肌と違って日焼け止めを塗ることができません。そこで必要になるのがサングラス! 紫外線を透過させない機能のあるサングラスを選びましょう。また、つばの広い帽子をかぶれば、顔に日差しが当たりにくくなるので、目や肌を紫外線から守ることができます。

秋冬は肌を隠すことが多くなるので、紫外線対策ファッションも取り入れやすい時期。美白を心がけるなら、ぜひワードローブも見直してみましょう!(というのを言い訳に、新しい服をたくさん買っちゃいそうですけどね…(笑))

【教えてくれた方はこちら!】
スタイリスト
篠塚美智子さん
ミュージシャンや女優、アイドルまで幅広くスタイリングを手がけ、雑誌や広告など多岐にわたるジャンルで活躍するスタイリスト。「上品で大人カワイイ」スタイリングが得意で、トレンドをその人らしくアレンジする技術や小物使いにも定評あり。

富永明子さん

編集者・ライター。出版社勤務を経て、フリーランスに。美容情報メディアにて、スキンケアやビューティ、ヘルスケアに関する取材記事の連載を持つほか、編集者として同分野の書籍に数多く携わる。また、自著に『バレエ語辞典』(誠文堂新光社)がある。