女性だけの開発チーム、プロジェクトB
開発商品第1弾『ベジ抹茶』誕生ストーリー

前編:働く女性に笑顔を届けるためにできることとは?


★後編はこちら:美と健康をサポートし、長く女性に寄り添う存在になりたい!

プロジェクトBとは?

「女性の美と健康をサポートとする」ことを目的に2017年10月、大正製薬が初めて立ち上げた女性だけのプロジェクトチーム。5名のスタッフにより、女性の悩みやニーズのリサーチから新商品の企画、開発、プロモーションまでを一貫して担当している。

コンセプトは「Beauty on Health」

健康なカラダが育む女性の美しさ「Beauty on Health」をコンセプトに進められたプロジェクトBの開発商品、美容飲料『ベジ抹茶』がリリースされました。栄養ドリンクや胃腸薬など男性やファミリー向け商品のイメージが強い大正製薬。そのなかで、5人の女性スタッフの奮闘ぶりと商品にかける想いを、前・後編の2回に分けてお伝えします。
前編では、彼女たちが胸を張っておすすめしたいという『ベジ抹茶』とはどんな商品なのか、そしてプロジェクト発足当時の様子を語ってもらいました。

メンバー紹介

  • 井出麻衣子 いでまいこ
    (リーダー)

    薬剤師資格を持ち、商品開発部にて様々なカテゴリーの商品開発を経験。2014年、マーケティング本部設立時からドリンク剤、胃腸薬、便秘薬、整腸薬などの担当を経て現在に至る。プロジェクトBの全体統括ディレクター。

  • 阿部理沙 あべりさ
    (プロダクトプランナー)

    化粧品メーカーにて研究・商品開発の経験を持つ。商品開発部で開発の進行を担当し、マーケティング本部に異動。プロジェクトBでは、女性の肌悩みに関する豊富な知識を生かし、プロダクトプランナーとして活動中。

  • 津田美穂 つだみほ
    (ビューティケアプロデューサー・インナービューティー美腸マスター)

    食品会社にて商品開発担当の経験を持つ。商品開発部から通信販売事業推進部に異動し、ダイレクトマーケティングに携わる。プロジェクトBでは、商品全体のマーケティングとともに、大正ビューティーオンラインの立ち上げを担当。

  • 藤井麻季 ふじいまき
    (ビューティーケアプロデューサー・青汁マイスター)

    営業部にてドラッグストア営業を担当。その後、マーケティング本部に異動し、調査部に在籍。腸関連商品を担当したのち、スキンケアのプロジェクトに参画。プロジェクトBでは全体戦略、プロダクトの企画、プロモーション企画まで一貫して担当する。

  • 大室 恵 おおむろめぐみ
    (コミュニケーションプランナー)

    6年間、営業職を経験後、ブランドコミュニケーション部にてドリンク剤等のコミュニケーションプラン策定、広告制作に携わる。その後、2018年4月よりプロジェクトBに参画し、プロモーションのプランニングを担当する。

20~30代の働く女性のために。手軽に野菜をプラスできる『ベジ抹茶』とは?

  • ──今回、女性だけの開発チーム、プロジェクトBより
    リリースされた『ベジ抹茶』とは、一言でいうと、どんな商品なのでしょうか?

  • ●阿部理沙(プロダクトプランナー。以下、阿部)

    緑黄色野菜を配合した、抹茶風味の粉末の美容飲料です。野菜不足が気になる女性が、オフィスや家庭でお水やお湯に溶いてお茶代わりに気軽に飲んでいただける商品になっています。ポイントは、ブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃ、にんじんなど6種類の国産緑黄色野菜に加え、乳酸菌と大豆を加えていること。さらっとして飲みやすいうえ、野菜のコクや甘みも感じられて、どんな食事とでも合わせやすいことも特徴です。

  • ●津田美穂(ビューティーケアプロディーサー。以下、津田)

    緑黄色野菜、乳酸菌、食物繊維は、多くの女性が積極的に「摂りたい」と思う成分ですよね。反対に、「入っていてほしくない」と感じる甘味料、香料、保存料は一切使っていません。安心・安全にもこだわりました。

  • ●藤井麻季(ビューティケアプロデューサー。以下、藤井)

    見た目のおしゃれさもポイントです。オフィスでデスクの上に置いたり、ポーチに入れて持ち歩きたくなるような、かわいくておしゃれなパッケージになっています。デスクの引き出しを開けたとき、『ベジ抹茶』が入ってたら、ほっとしたり、なんだかうれしくなるような、そんなふうに感じて楽しんで飲んでもらいたい商品です。

ゼロベースからのスタート、
戸惑いとプレッシャーの日々。

  • ──『ベジ抹茶』の商品開発を手掛けたプロジェクトBは、大正製薬が初めて立ち上げた女性だけのプロジェクトチーム。そこにはどのような経緯があったのでしょう??

  • ●井出麻衣子(リーダー。以下、井出)

    大正製薬というと風邪薬や胃腸薬といった医薬品で知られていますが、女性に対するアプローチがしっかりできていなかったことが根底にありました。これまでリーチできていなかった20~40代の女性との接点を作っていくこと、つまり新しい顧客層を開拓することを目的にメンバーが集められました。メンバーは全員、20~40代の女性。いわばこのプロジェクトが向き合いたいと考えている生活者のみなさんと一致しています。まず、私と阿部さん、津田さん、藤井さんの4名が昨年10月に召集され、今年の4月からプロモーション担当の大室さんが加わって5名になりました。現在はこの5人を中心に、商品開発部、研究所、調査部など、部署を横断してのプロジェクトチームとして取り組んでいます。

  • ──プロジェクト立ち上げからわずか1年でまったく新しい商品のリリース。かなりのスピード開発と思われます。

  • ●井出

    ほんとにゼロからのスタートだったので、正直いうと、最初はずいぶん戸惑いました。最初のミーティングで顔をそろえたときは、開口一番「さあ、どうする?」って感じでした。

  • ●津田

    戸惑いを感じながら、コンセプト作りから商品開発まで担えることに、わくわく感があったことも事実です。毎日ミーティングを重ね、「私たちに何ができるんだろう?」というところから始まりました。

  • ●大室 恵(コミュニケーションプランナー。以下、大室)

    私はみなさんより半年遅れて、今年の4月からメンバーに加わりました。このプロジェクトのプロモーションを担当することが分かったときは、正直驚きと不安はありました。私だけ部署が違い、フロアの端っこと端っこなので、毎日フロアを横切ってみなさんの席へ通っていきました。

  • ──そんな戸惑いのなかで、活動の方向性はどのように固まってきたのでしょう。

  • ●井出

    何もないところからスタートしたプロジェクトでしたが、ミーティングを重ねる過程で、自分たち20~40代の女性がどうなりたいかという理想像を思い描いたら、「健康できれいになりたい」ということだったのです。ならば、そういう女性たちに笑顔を届けられるような活動をしようと、「Beauty on Health」というコンセプトが決まったんです。

  • ●藤井

    私はビオフェルミン、コーラックといった腸ケアのブランドを手掛けてきた過程で、それまで意識していなかった腸内環境や乳酸菌について学ぶ機会がありました。「美はカラダのなかから始まる」という意識が高まってきていたところでもあったので、今まで学んできたことを生かして女性との接点を見つけていけたらいいな、という思いはありましたね。

多くの女性が不安に感じる
“野菜不足”が見えてきた!

  • ──プロジェクトBとして第1弾のリリース商品はどのようにして決まったのですか。

  • ●津田

    目標が定まったところで、まず20~40代の女性がどういうことに悩んでいるのかを知りたいと思いました。そこで、社内の女性や友人たちへもネットワークを広げ、働く女性を中心に数十人にインタビューをしました。社内にも調査データはあったのですが、今の女性たちの生の声を聴きたかったのです。
    スキンケアやインナーケアについて、実際に行っていること、そしてどんな悩みがあるのかヒアリングを重ねていったところ、「野菜不足が気になる」という声が圧倒的に多かったのです。野菜を摂る大切さは分かっていて、意識してお昼ごはんにコンビニで買ったサラダや野菜ジュースを加えているけれども、なかなか十分な量が摂れていないという声も聴かれました。そこで、野菜不足のサポートを切り口にできないかと思ったわけです。

  • ●藤井

    野菜のイメージがあって、おしゃれで美味しい、美容にもよさそう…ということで、次の候補に挙がったのがスムージーです。このあたりは、最新の美容情報を提供している美容雑誌の編集部にご協力いただき感想を集めたところ、スムージーにはダイエットが目的の置き換え食品的なイメージが強く、おなかがいっぱいになる、甘いものが多いことが気になるという意見がありました。青汁もスムージーも、なんだか無理して飲んでいるもののように思え、私たちが考えている商品のイメージからはずれてしまう気がしました。

  • ●井出

    無理をして飲んだり食べたりするのではなく、普段のライフスタイルに自然に取り入れられるものであってほしい。さらに、楽しんで使い続けてほしいという思いがありました。それならば、ランチや休憩時間のお茶代わりになるものがいいのでは、と思ったわけです。

緑黄色野菜をベースに、
野菜をプラスで摂れる美容飲料に!

  • ──ベジ抹茶を緑黄色野菜を中心に、抹茶テイストにした理由を教えてください。

  • ●津田

    野菜の中でも、ブロッコリー、かぼちゃ、ほうれん草といった緑黄色野菜のほうが、生のまま食べにくい種類が多いですよね。そこで代表的な緑黄色野菜で、しかも国産野菜6種類を選びました。また、乳酸菌、さらに大豆を加え、「体の中からキレイになる」野菜が入った美容飲料にたどりつきました。

  • ●阿部

    最初の処方案は、緑茶だったのです。でも、「今なら、緑茶より抹茶よね!」と、試してみたら、これがとても美味しく仕上がり、満場一致で決まりました。抹茶味はスイーツなどにも取り入れられて女性に人気ですし、味の決め手ということで、商品名にも入れています。

パッケージのかわいさにも、
徹底的にこだわった

  • ──これまでの製薬会社の製品イメージと大きく異なる、パステル調のかわいらしいパッケージですね。

  • ●津田

    普段のライフスタイルにとり入れやすく、楽しんで使ってほしい、ということを考えると、中身と同じくらいパッケージも大切だと思っています。

  • ●阿部

    わが社は製薬会社であり、どちらかというと理論的に左脳を使って開発しているものが多いと思うのです。でも今回は女性向けの商品であり、感性をつかさどる右脳を意識し、女性の感性に響くデザインを目指しました。

  • ●大室

    野菜不足を感じている人はもちろん大切だけれど、それすら感じていない人もいるわけです。そういう女性にも手に取ってもらうためには、飲みやすさ、美味しさだけでなく、使いたくなる、持ち歩きたくなるビジュアルも重要ですよね。そのためにも、野菜をプラスできて、カラダの中からキレイになれる、さらに手に取りたくなるパッケージにこだわりました。

  • ●井出

    製薬会社として安心・安全、そして品質へのこだわりは外せません。そこに、女性が注目するビジュアルのかわいらしさが加わり、プロジェクトの第1弾としては満足のいく商品になったと胸を張っておすすめできます。まずは気軽に飲んでみていただきたいですね。

後編では、社内初の女性だけのプロジェクトゆえの目標と、それぞれに実現したい夢について語っていただきます。

★後編はこちら:美と健康をサポートし、長く女性に寄り添う存在になりたい!