與さん：最近は、アメリカのLAから、ロンドン、バルセロナ、シドニーなど、世界9カ国16都市を一人旅していました。行き先は、いつも自分の感覚で決めています。プランを決めすぎず、到着してから調べたり、現地の人と話したりしながら、あそこに行ってみようって。前はしっかり計画していたのですが、今はSpontaneous（自然の流れに任せる）になりましたね。

井野口：お一人で旅をしているとは思いませんでした。旅の中でどんな風に過ごしているのですか？

與さん：スキンケアは日本から持って行きます。スーツケースだけでなく、機内持ち込みのバックパックにもスキンケアアイテムを入れて、機内で乾燥を感じたらクリームを塗ったり、旅行中も肌には気を使っています。もともとスキンケアが好きで楽しみながらやっていますね。特にLAは見られる仕事をしている人も多くて、みんな肌をきちんとケアしていて、僕自身、どんなケアをしているのかよく聞かれました。20代は肌がちょっと荒れるだけで大騒ぎしていましたが、今は多少のアップダウンはあるもので、そのうち落ち着くだろうって思えるようになりました。

井野口：そういう考えになったのは、やはり海外生活の影響ですか？

井野口：與さんの自分らしい生き方は、私も見習いたいです。そうなると、年齢はあまり気にならないですか？

與さん：年齢はただの数字であって、海外で聞かれることはほぼないし、みんな年齢などの枠組みを超えた生き方をしていますよね。といっても、自分の写真を見ると前とはどこか違うし、ファンのみんなが好きって言ってくれる目元のシワも変わってきているんですよね（笑）。どうして肌は変化していくのですか？

與さん：やっぱり早ければ早いほど良いのですね。僕は、仕事が特に忙しくなった19歳くらいから肌荒れが気になってスキンケアを始めました。年齢より若く見て頂けるのが多いのは、早くからケアしてきたからだと思うんですよね。だから、早く始めることが重要なのはよくわかります。

井野口：早い時期からのファーストエイジングケア^※は、與さんのような若い世代でその重要性を知り得た方だけが実践できる特権です。将来の肌のために若いうちに肌へ投資しようという考え方もでてきているんですよ。

與さん：誰でも年齢を重ねるもので、無理に抗おうとは思わないんです。でも、ある程度はキープしたいですよね。将来の肌への投資という考え方、いいですね。