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AdryS誕生秘話
~研究部門からのメッセージ~

製薬会社として、
真摯に女性の肌悩みに向き合いたい

AdryS誕生のきっかけとは?

──保湿と美白、お肌の「2大悩み」に本気でアプローチ

大正製薬では、皮膚担当の研究員を中心に、10年前からスキンケア分野での研究を重ねてきました。
その土壌をベースに、2017年よりマーケティング部門との連携により、アドライズの本格開発は始まったのです。
テーマとしては、女性の二大肌悩みである「乾燥」と「シミ・くすみ」に製薬会社として確かな効果をもたらす製品づくりでお応えすること。
また、日々使用するものだけに、より心地よく、効果感をもって使って頂けるものであることも大切と考え、研究開発力と製剤技術力を注いで参りました。
そして、乾燥肌に悩む女性「drys」に、一番最初に頼ってもらえる存在になりたい、との想いを込めて、アルファベットの先頭文字である「A」をつけて、アドライズ(AdryS)は誕生しました。

「保湿」と「美白」、両方をかなえるために着目した成分

──ヘパリン類似物質とプラセンタ、2つの薬用有効成分を高いレベルで融合

有効成分保湿に強いサポート力をもつヘパリン類似物質、美白が期待できるプラセンタエキス。大正製薬では20年も前からこの2つの成分に着目しており、2つを組み合わせるということについても、研究を重ねてきました。ヘパリン類似物質は、医薬部外品でなければ使用ができない成分で、これを化粧品に適正に採用するためには、品質管理において、製薬会社ならではの厳しい基準をクリアすることが必要となってきます。
また、美白成分は肌をさっぱりさせがちで、保湿という面では相反する部分も少なくないのですが、プラセンタエキスはアミノ酸が主成分のため、「乾燥肌のための美白成分」として最適と判断しました。
この2つの薬用有効成分の組み合わせは、他社に例がないアドライズ独自の配合であり、さらに潤い成分のセラミドとアミノ酸を加えることで、他社の製品に負けない独自性を磨き上げていったのです。ちなみに、セラミドは浸透を高めるため、ナノ化技術を採用しています。

※美白:メラニンの生成を抑え、日やけによるシミ・そばかすを防ぐ

テクスチャー、使用感へのこだわり

──目指したのは、「スーッとなじむ」のに「確かなうるおい感」

肌老化の原因の約8割は、紫外線によるもの。紫外線を浴び続けると、シミやシワ、くすみ、たるみなどの肌の悩みや肌のトラブルが発生しやすくなります。年齢を重ねることによる細胞の老化は仕方ないけれど、「光老化」は紫外線対策で防ぐことができますよ。

私たちは、単に有効成分を配合するだけでなく、使用してくれる方にとっての「使用時の心地よさ」や「うるおい感」にこだわりました。保湿や美白ニーズは満たしていても、使用感が重すぎたりベタベタするものだと、毎日使えないものです。いつもの肌でも、悩みを抱えた肌でも、そして一年中どんな気候のときでも、いつも心地よくなじむテクスチャーが求められていると考え、軽くスーっとなじみながらも、うるおいを感じられるような設計を目指しました。ヘパリン類似物質は、保湿成分でありながら水に溶かしたときのサラっとした肌なじみが特徴で、「サラっとした使用感」と「保湿」という相反する使用感を両立させることに最適な成分といえます。
また、クリームなどは油の中に水分を保持する構造のため、とろけるように肌になじみながらもうるおいを感じる製法になっています。
ローション、クリームと同時にクレンジング剤や洗顔剤も洗浄シリーズとして発表しましたが、こちらは「肌の汚れがしっかり落ちた上で保湿成分が届きやすいのは、肌のpH値が中性~弱アルカリ性のとき」というpH理論に基づき、開発されました。洗顔の後に続くローションやクリームの有効成分が肌に届きやすいという設計になっています。

アドライズ使用者へのメッセージ

──「内側から光り輝く澄んだ肌」をお届けするために

アドライズの保湿シリーズにはエタノールや界面活性剤、鉱物油などを配合していません。これはテクスチャーや雰囲気でごまかすことなく、本当に満足いただけるものをつくりたい、という製薬会社としてのこだわりのひとつです。
大正製薬の各部門が力を結集して創り上げたアドライズ。「乾燥」や「くすみ」に悩むすべての女性に「内側から光り輝く澄んだ肌」を実感していただければ、とても嬉しく思います。

※うるおって内側から輝くようなツヤと透明感のある肌のこと

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