TAISHO BEAUTY ONLINE 1st Renewal Campaign
ココロとカラダのキレイ体験レポ

TAISHO BEAUTY ONLINEで目指す「Beauty on Health 私のなかで、キレイが育つ。」の考えに通ずるあれこれを、
プロジェクトBメンバーが体験し、レポートでお届けしていきます。
第2弾は「坐禅体験レポ」です。

Day2:新年のはじめに気持ちを正そう!坐禅体験

2019年1月31日

「キレイ体験レポ by project B」第2回担当のフジイです。
今回は「坐禅」にチャレンジしてきました!わたくしごとですが、担当フジイ、今年で三十路を迎えます。このタイミングに、落ち着いて自分と向き合ってみよう!と考えて、坐禅を選びました。今回は、東京禅センターさんのご紹介で、『天龍院』さんにお邪魔することに。東京禅センターさんは、臨済宗の妙心寺派の東京における布教機関で様々なイベントを行っています。

本日の訪問先、天龍院さんとは?そして、「坐禅」とは?

天龍院さんのある場所は、東京の下町風情が残る人気スポット「谷根千」の寺町、谷中。どこか懐かしい街並みを歩き、落ち着いたお寺が並ぶゆるやかな坂道の途中にありました。おいしそうな和菓子や、可愛い雑貨屋さんも立ち並んでいたのでゆっくりお散歩気分で歩けます。

さて、「坐禅を体験する」と決めたものの、そもそも坐禅ってなんだろう?と、素朴な疑問が。油断すると棒で「パシーンッ」って叩かれる光景は思い浮かぶのですが…。
ちなみにWikipedia調べによると、坐禅(座禅とも)とは、「仏教で姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、禅の基本的な修行法」とのこと。うーん、分かるような、分からないような。とにかく、まずは体験してみよう!ということで…

【いざ体験】

「自分と向き合う」感覚が少し分かったような貴重な時間

天龍院さんの中は、広々とした畳と、中央にお経を唱えるための場所がありました。荘厳な雰囲気の中で、適度な緊張感に包まれます。

■まずは坐禅をはじめる準備
坐禅を始める前に、深呼吸と体操で体をほぐしてリラックス。日ごろは、デスクワークが多いので体を伸ばすと痛気持ちいい~。次に坐禅のお作法を学びました。それらしいポーズしか知らなかったので、正式な「足の組み方」と「手の組み方」があることに驚きました。
足の組み方は、右の足を左の腿(もも)の上にのせ、次に左の足を右の腿の上にのせます。文字だと分かりにくいので写真をご覧ください。これ、見た目以上に苦しい体勢です。足をぷるぷるさせながら、どうにか体勢を作ります。難しい場合には、無理のない姿勢で参加可能とのことでした。
手の組み方は、2種類教わりました。「法界定印(ほっかいじょういん)」「結手(けつしゅ)(白隠流(はくいんりゅう))」です。 自分が好きな組み方をして、準備完了です!(写真は結手(白隠流))

■坐禅をする時のポイントは「姿勢」と「呼吸」
―姿勢は、背筋を伸ばして安定して坐禅をするのがポイント。ぐらぐらしていたら、精神統一できないので、姿勢はとても大切です。実は、ここで活きてくるのが足の組み方。しっかりと足を組んでいると、ふらつくことなく安定した姿勢を保てます。
―呼吸は、数息観(すそくかん) という坐禅独特の呼吸法を教わりました。坐禅中(瞑想中)は、だんだん集中力が切れてぼんやりしたり、別のことを考えてしまうことも。いわゆる煩悩ですね。それを防ぐために、数息観(心の中で数を数えながら呼吸する)で意識を集中します。

■坐禅スタート。あの「棒」で叩かれる体験も!
体験では、1回10~15分の坐禅を3回繰り返します。10分なんてあっという間と思ったのですが、長い…!とても長い…!!仕事中は、メールチェックや打ち合わせであっという間に1時間経過するのに。自分自身と向き合う瞑想の時間は、適度な緊張感と落ち着きがあって、時の流れがゆっくり感じました。自分と向き合う時間って大切だなぁ~と思って真剣に取り組みました。取り組みましたけども、2回目、3回目となると、だんだん慣れてきて、ぼんやりしてきます(私だけかもしれませんが…)。

そんな時は…そう、あの棒の出番です!叩く棒と呼んでいましたが「警策(けいさく)」という名前でした。ぼーっとしたら叩かれるのかな、と思っていたら今回は自己申告制でした。突然叩かれると、首などにケガをして危ないので安全のために、とのことです。痛いというよりも、ぼんやりしていた頭が冴えて、すっきり気持ちいい。煩悩が出て行った気がする…!!と晴れやかな気持ちになれました。3回の瞑想を終えたころには、足首がジーンと痺れておりました。一緒に参加したみなさんも痺れていた様子。やはり修行が必要なようです。

取材後記

―体験の最後に、和尚様より仏教の教えを頂きました。仏教の教えは、「自分の心と向き合うこと」に通じるといいます。人間は普通、外で物事が起こって良い悪いという判断をしますが、仏教では物事は心の中で起こっていると考えるそうです。なぜならば、外でいいことがあるとそれを求めてしまう、悪いことがあると原因を外に求めてしまう。だからこそ、自分の心の中で起こっていることとして捉えることで、自分を顧みることができるようになるのだそうです。
坐禅のゆっくりした時間の中で、落ち着いて自分と向き合うことができました!
プロジェクトBチームの次の挑戦もお楽しみに。

■体験場所

天龍院

所在地:台東区谷中4-4-33

交通アクセス:
東京メトロ千代田線 千駄木駅団子坂方面出口より徒歩5分
JR線・京成線 日暮里駅より徒歩10分

沿革:
臨済宗妙心寺派寺院の天龍院は、海雲山と号。
梅岩西堂和尚(承応2年1653年寂)が寛永7年(1630)神田に創建、
慶安元年(1648)神田寺町へ、元禄14年(1701)に現在の所在地へ移転


★今回参加した坐禅体験会は、東京禅センターさんにご紹介頂きました。

東京禅センター

所在地:世田谷区野沢3-37-2 龍雲寺会館内

WEBサイト:https://www.myoshinji.or.jp/tokyo-zen-center

沿革:
東京禅センターは、臨済宗妙心寺派が首都圏に禅を紹介するための布教の拠点
また全国各地の檀信徒が上京の際に活用できる場所として、平成17年に設立されました。

★今回参加した坐禅体験会は、東京禅センターさんにご紹介頂きました。

東京禅センター

所在地:
世田谷区野沢3-37-2 龍雲寺会館内

WEBサイト:https://www.myoshinji.or.jp/tokyo-zen-center

沿革:
東京禅センターは、臨済宗妙心寺派が首都圏に禅を紹介するための布教の拠点
また全国各地の檀信徒が上京の際に活用できる場所として、平成17年に設立されました。