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毛穴を目立たなくするスキンケアのコツ

【監修】 河村優子(かわむら ゆうこ)先生

渋谷セントラルクリニック院長。日本抗加齢医学会専門医、日本レーザー医学会認定医。アンチエイジングをコンセプトに、体のなかと外から痩身や美容皮膚科をはじめとするさまざまな治療に取り組む医師。酒さ(しゅさ)、乾癬(かんせん)、にきび、アトピーなど、皮膚免疫疾患の分野においては、UCLA大学教授と提携したライフスタイルの改善と腸内環境に着目した皮膚治療プログラムを実践中。海外の再生医療を積極的に取り入れ、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療の提供に尽力。

毛穴の目立たない、きめ細やかな肌は誰もの憧れです。しかし、肌の調子は環境や体調によって変化しますので、美しい肌の状態をキープするのはとても大変なことです。毛穴には肌を守る皮脂を分泌する役割がありとても大切なものですが、「毛穴が開いて目立ってしまう」ということでお悩みの方は多いでしょう。

そこで今回は、毛穴が開く原因と、そのような毛穴を目立たなくするコツについて解説します。


毛穴が開く原因

毛穴が開く原因は、大きく分けて肌の乾燥、過剰な皮脂の分泌、肌のたるみの3つが考えられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

肌の乾燥

肌が乾燥することにより、肌のハリ、つまり「ふっくら」した感じは失われてしまいます。肌がふっくらしていれば、毛穴もきゅっと締まった状態になるのですが、肌が乾燥することで肌がしぼみ、毛穴まわりが凹むことで目立ちやすい状態となります。

過剰な皮脂分泌

冒頭でご説明したように、毛穴は「肌を守る皮脂を分泌する」という役割を持っています。肌が乾燥する、肌が強い刺激を受ける、ホルモンバランスが崩れるなどして「肌バリア」の機能が低下すると、肌はたくさんの皮脂を分泌して肌を潤わせようとします。分泌する皮脂が多ければ多いほど、そのぶん毛穴も大きく開く必要があります。

加齢による肌のたるみ

加齢による肌のたるみも、毛穴を目立たせる原因のひとつです。肌が弾力を失うと「たるみ」が生じ、毛穴も垂れ下がっていくことで大きく見えます。たるみによる毛穴の変化は数ミリにも満たない変化ですが、見た目の変化としては、大きく異なってみえます。

では、なぜ加齢により肌の弾力は失われ、たるんでしまうのでしょうか?

皮膚はとても薄いものですが、構造の違いで表皮、真皮、皮下組織の3つの層に分けて考えることができます(それぞれも、さらに細かい層があり、例えば「角質層」は表皮の元も表面にあるものです)。そのうち、真皮を構成している主なものが、コラーゲンとエラスチンです。どちらもたんぱく質であり、肌のなかで「線維」として存在しています。コラーゲンが肌を形作り、エラスチンが弾力を保っているイメージです。つまり、コラーゲンとエラスチンは肌そのもののハリを保つのに、非常に重要な役割を果たしている物資と言えますが加齢によって減ってしまう成分です。これが加齢によって肌がたるむ大きな理由のひとつだと考えられています。


気になる毛穴の種類

毛穴が開く原因にも、種類があります。「どんな毛穴の状態か」を種類別でまとめましたので、ぜひご自身の毛穴の開きを解決するヒントとしてください。原因をしっかり知ることで、正しい対策を講じることができます。


毛穴が開いた状態になっている「開き毛穴」

「開き毛穴」とは、毛穴がきゅっと締まっておらず、開いたまま戻らずにいる状態です。そのため、毛穴が目立ってしまいます。

・開き毛穴の原因① 皮脂の過剰分泌
脂性肌(オイリー肌)の方や、普通肌であっても小鼻の周りなど皮脂の分泌量が多い部位は、開き毛穴になりやすい傾向があります。また、乾燥肌であるがために皮脂の分泌量が増えている場合もあり、肌質の見極めには注意が必要です。

・開き毛穴の原因② 肌のたるみ
加齢による肌のたるみのほか、睡眠不足・栄養バランスが取れていない食生活によるターンオーバーの乱れなども、肌のたるみを引き起こします。

皮脂や角質が毛穴に詰まっている「詰まり毛穴」

「詰まり毛穴」とは、皮脂や古い角質・肌についた汚れなどが毛穴に詰まり、毛穴を開いてしまっている状態のことを言います。この詰まった汚れなどを放置すると毛穴のなかで固まって「角栓」となり、さらに毛穴を押し広げてしまうばかりか、肌の表面に飛び出てぶつぶつして見えたり、メイクのノリが悪くなってしまったりすることもあります。さらに炎症を起こしてニキビになることもありますので、注意が必要です。

古い皮脂や角質が黒くなってしまった「黒ずみ毛穴」

「黒ずみ毛穴」とは、古い皮脂や角質による角栓が、汚れや酸化などによって黒くなってしまった毛穴のことです。これは詰まり毛穴の角栓よりも硬いことが多く、触れるとぶつぶつした感じがわかります。毛穴が広がってしまった上に黒く色がつくため、さらに毛穴が目立ってしまうことになりますので十分なケアが必要です。

加齢も毛穴を広げる原因に。30~40代から始まる「たるみ毛穴」

「たるみ毛穴」とは、肌のたるみに合わせて縦長に広がった毛穴のことを言います。頬・鼻など、もともと皮脂の分泌が多くなりがちな部分から目立つようになります。既にご説明したように、コラーゲン・エラスチンの減少によって肌の弾力が失われることによって発生します。加齢によるしかたのないものとも捉えられますが、肌のコンディションを整えることでハリを維持し、たるみ毛穴を目立たせなくすることもできます。

毛穴(開き・詰まり・黒ずみ・たるみ)を目立たなくするには?

毛穴の開きは丁寧なスキンケアを続けることにより、徐々に目立たなくなる可能性があります。じっくりと取り組んでみましょう。


クレンジング・洗顔で汚れをしっかり落とす

毛穴のなかに皮脂や古い角質、汚れ、メイクなどが入りこむことによって毛穴は大きくなります。毎日のクレンジングや洗顔は非常に重要です。忙しくとも、メイクオフを忘れて寝てしまうことがないようにしましょう。
ただし、ごしごしと強く擦って刺激を与えてしまうと、肌にダメージを与えてしまいます。汚れをじっくり溶かし出すようにゆっくりと、マッサージするように優しく洗うことを心がけてください。また、細かな泡の方がより効果的です。しっかりと泡立てましょう。はがすタイプの毛穴パックやピーリングは効果的ではありますが、刺激が強すぎることがあります。頻繁に行わないようにしてください。
また、「落ちにくいメイクは避ける」ということも重要です。それだけぴたりと肌に密着するということですので、しっかりメイクは必要なときだけに限定しましょう。外出しない日はメイクをしない、あるいはメイクを薄目にして、肌を休ませてあげてください。ファンデーションの代わりにパウダーを使うといった方法もおすすめです(パウダーの前に化粧下地をご利用ください)。

肌の乾燥を防ぐために、しっかりとした保湿を

肌をふっくらとさせ、毛穴を目立たなくするためには、肌をきちんと保湿することも重要です。洗顔後はできるだけ早く化粧水や乳液、クリームなどの基礎化粧品で保湿しましょう。このとき手のひら全体を使って肌を押さえ、しっかりと浸透するようにしてください。基礎化粧品が肌の温度と同じになると、より馴染みやすいと考えられています。また、鼻の頭やおでこなど、「乾燥はしないが皮脂の分泌は多い」「乾燥している季節でもないのに午後になるとテカリが気になる」といった部位については、引き締め効果のあるローションなどを使用することもおすすめです。

紫外線対策

紫外線はシミやそばかすの原因になるだけでなく、肌全体の老化も促します。コラーゲンやエラスチンの構造が壊されますので、肌の弾力を失ってしまうことにもなります。「紫外線は肌の奥まで届いてしまう」ということを忘れず、紫外線対策(UVケア)は一年中行うようにしましょう。天気がよくない日にも紫外線は降り注いでいます。

生活習慣の見直し

規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事をするようにしましょう。身体が健康でなければ肌のコンディションも整えることができません。特に、ターンオーバーのリズムを大きく乱すことになる寝不足は禁物です。
肌自体をケアすることも重要ですが、身体全体のケアが美容の上でもなにより重要であることを忘れないようにしましょう。また、どうしても食生活が乱れがちになってしまうという方は、ビタミンやミネラルをサプリメントで補うという方法もあります。

皮膚科専門医による治療

大きく開いてしまった毛穴は、ピーリング、レーザーなどでの治療も有効なことがあります。肌の奥に熱を届けてコラーゲンやエラスチンの生成を促すレーザー治療や、薬剤で角質層などを溶かして皮膚のターンオーバーを引き起こすケミカルピーリングなどがあります。症状に合わせた方法を選ぶことが重要ですので、ぜひ皮膚科専門医と相談してみてください。また、皮膚科の先生ごとに見立てが違うだけでなく、可能な施術や価格などは異なりますので、いくつか複数の皮膚科を訪れることをおすすめします。

開いてしまった毛穴を目立たなくさせるには、継続的なお肌のケアが必要です。そのようなときに「早くなんとかしたい」という気持ちから、綿棒などで毛穴をつついてしまうと、かえって肌を傷つけたり、皮脂の分泌量が増えてしまったりすることもあります。保湿ケアをこころがけ、できるだけ優しく、丁寧にケアを続け、改善を目指していきましょう。

※保湿ケアについては「記事:乾燥肌の皮膚保湿剤 ヘパリン類似物質とは?」を参考にしてみてください。

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