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【肌が乾燥する原因と対策】
正しいスキンケア手順で肌の乾燥を防ごう

【監修】 河村優子(かわむら ゆうこ)先生

渋谷セントラルクリニック院長。日本抗加齢医学会専門医、日本レーザー医学会認定医。アンチエイジングをコンセプトに、体のなかと外から痩身や美容皮膚科をはじめとするさまざまな治療に取り組む医師。酒さ(しゅさ)、乾癬(かんせん)、にきび、アトピーなど、皮膚免疫疾患の分野においては、UCLA大学教授と提携したライフスタイルの改善と腸内環境に着目した皮膚治療プログラムを実践中。海外の再生医療を積極的に取り入れ、肌質改善などの治療を行ってきたことから、対症療法にとどまらない先端の統合医療の提供に尽力。

季節の変わり目など「肌が乾燥してきた」「肌がかさついている」などと感じることはありませんか? その場合の対策としては、「基礎化粧品を変えてみる」「スキンケアにお金をかける」などという方も多いかと思います。とはいえ、乾燥肌の改善を行う場合、化粧品そのものはもちろんですが、その使い方に改善の余地があるかもしれません。

今回は肌乾燥を改善するための化粧品と適切な乾燥肌ケアについて正しい対策をご案内いたします。


なぜ肌が乾燥するの?肌が乾燥する原因

肌の乾燥を改善するために、そもそもなぜ肌は乾燥するか考えていきましょう。肌が乾燥する原因は大きく2つあると考えられています。

ターンオーバーの乱れが乾燥・くすみ・シミの原因

1つ目の原因として考えられるのが、「ターンオーバーの乱れ」です。ターンオーバーは「肌の新陳代謝」のことであり、新しい肌細胞が生まれ、やがては古くなって排出されるまでの周期のことを指します。このターンオーバーの周期は、人が生きている限り繰り返されるものです。

ただし、周期は年齢によって異なります。最もターンオーバーの周期が短いのは「赤ちゃんの肌」です。肌の生まれ変わりが早いので、少しケガをしても大人より早く治りやすい傾向にあります。また、子どもたちが日焼けをしても、肌にシミとして残りにくいのは、肌の生まれ変わりが早いためです。紫外線を浴びることでメラニン色素が多く分泌されても、ターンオーバーによってそれがきちんと排出されていくのです。

ところが、30~40代ともなると、このターンオーバーの周期が長くなります。若い頃の周期は28日ほどですが、30~40代は45日ほどです。そのため、「うまく古い細胞が排出できずに残ってしまう」というリスクが高まるのです。その上、さまざまな要因でリズムが乱れ、古い肌細胞を排出しにくくなります。このようにして肌に残ってしまった古い角質は水分が少ないため、肌の硬さや乾燥、くすみ、シミなどの原因となってしまうのです。肌の乾燥にはターンオーバーの乱れが深く関係していることがあります。ターンオーバーが乱れる理由として下記のような原因が考えられます。


【ターンオーバーが乱れる理由】

・睡眠不足や運動不足
・食生活の乱れ、飲酒、体に負担が大きいダイエット
・体の冷え
・ストレスフルの多い生活
・過労

肌乾燥の7割?紫外線によるダメージに注意して

もうひとつの原因が、紫外線による肌へのダメージです。紫外線は肌細胞にダメージを与え、本来あるべき「肌バリア機能」や、細胞内に水分を保つ機能なども壊してしまいます。「肌を乾燥させる原因の7 割が紫外線」ともいわれているため、シミや色素沈着の対策としてだけでなく、肌の乾燥対策においても年間を通しての紫外線対策が必要だと言えるでしょう。

肌が乾燥するとどうなる?肌トラブルの原因になる前にケアしよう

肌が乾燥すると、具体的にどのようなトラブルが起こり得るのでしょうか。また、どういった状態が「乾燥している」ということになるのでしょうか。

肌が乾燥すると「バリア機能」が失われてしまう

肌には、肌を守るための「バリア機能」があります。肌の最も外側にある「角質層」という細胞の層がうるおいを保持し、乾燥や外部からの刺激に対してバリアの役割を果たしているのです。

しかし、このバリアには水分と油分が欠かせません。水分と油分の不足によって乾燥するとバリアがなくなり、肌はさまざまな刺激にさらされることになるからです。敏感肌の方の多くは、このバリア機能が失われてしまっていることによるものとされています。


実は乾燥している?肌の乾燥度チェック

「乾燥する季節といえば秋や冬。梅雨時期や夏は湿気が多いから乾燥とは無縁なはず…」と思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、湿気が多い季節にも肌は乾燥している場合があるため、注意が必要です。特に次のような場合は「自分の肌は乾燥しているかもしれない」と疑い、ケアを見直してみることにしましょう。

【顔が乾燥している?チェック項目】

・朝起きてすぐ、口の周りや頬がつっぱる気がする
・洗顔後は顔に違和感があり、1秒でも早く化粧水をつけたくなる
・髪が触れる、衣類が触れるだけでちくちくとした痛みを感じることがある
・ファンデーションを塗っても、肌から浮いているような感じがする。肌に馴染むのに時間がかかる
・唇の端や目尻が粉を吹いたようになる

カサカサ肌にならないために、保湿で肌のトラブルを防ごう

先にも触れたように、肌には角質層による「バリア機能」があり、その主な機能は「外的刺激から肌を守ること」です。これは肌が乾燥しないようにする自衛のためのものではありますが、外部の強い乾燥にまで耐えられるわけではありません。また、体内の水分や栄養素が少ない場合にも、十分な機能を発揮することができません。つまり、次のような両面でのケアが重要になるということです。

・肌そのものが乾燥しないように行う保湿ケア
・肌に水分を行き渡らせるためのよりよい生活リズム、食生活

例えば、どんなに保湿ケアを行っても、食生活が乱れていたら意味がなくなってしまいます。この両面でケアしていくことが非常に重要です。どんな保湿ケアを行えばいいのかということについては、以下の章でさらに詳しく説明します。

肌が乾燥しないためのスキンケア、基本は保湿と紫外線予防

保湿ケアと言っても、「乾燥するときだけ何かを塗ればいい」というわけではありません。乾燥を感じないときにも乾燥を予防するためのケアが大切です。肌細胞は毎日生まれており、そのぶん毎日の積み重ねがとても意味のあるものになります。特別なケアも効果的ですが、「普段からの基本的なケア」の影響が非常に大きいといえるでしょう。

正しいスキンケアアイテムの使い方・手順は、洗浄して保湿する

スキンケアは、それぞれのスキンケアを行う順番と、どんなアイテムを利用するかということも重要です。

■スキンケアの順番
洗顔→保湿という順番でスキンケアを行いましょう。なお、この保湿後に乾燥を感じてさらに保湿する場合や、メイクの上から保湿アイテムを使う際はこの限りではありません。朝と夜、「洗顔をしてから保湿する」ということがおすすめです。

洗顔をせず、コットン等でふき取ることで汚れを落とすことは、肌にとっては大きな負担となってしまいます。洗顔は必ず行いましょう。

■保湿アイテムの使い方
肌の状況にもよりますが、基本的には化粧水(ローション)、乳液、クリームという順番で保湿を行います。美容液を使う場合は、どのタイミングに使うことになるのか、使用方法を事前に確認しましょう。しっかりと保湿することで肌のバリア機能を助けるほか、肌を柔らかくしてターンオーバーを促進することにもなります。乾燥した肌だけでなく、健康な肌であっても乾燥のリスクを避けるために保湿が必要です。

保湿して美白効果アップ?保湿x美白の関係

保湿してターンオーバーのリズムを整えることで、「美白効果」も期待できます。ターンオーバーとは肌の新陳代謝であり、「古い細胞をきちんと排出するための機能」でもあるからです。肌のくすみは、劣化して硬くなった角質によるものですから、ターンオーバーによってその角質を肌からなくすことができ、美白に繋がります。

また、シミやそばかすの原因となるメラニン色素も、ターンオーバーによって「追い出す」ことができます。ただし、メラニン色素自体は肌を守るために分泌されるものであり、体にとって悪いものではありません。よくないのは「過剰な量を分泌される」ことですので、普段から紫外線防止(UVカット)対策を行い、メラニン色素の分泌を減らすこと、かつ、しっかり保湿をしてターンオーバーの正しいリズムを促すことが重要です。

こまめな塗り直しが大切、日焼け止めで外からのダメージを防ごう

適切な日焼け止めを使用することは、美白のためにも、肌の乾燥を防ぐためにもかかせません。適切に利用しましょう。

・ファンデーションの下地として、紫外線防止効果のあるものを利用する
・日焼け止め効果は2~3時間で切れるものと考え、状況によっては塗り直しをする
・メイクをしている状態では、日焼け止め効果のあるファンデーションを塗り直すなどして対応する
(ティッシュで皮脂をオフ→乾燥を感じる場合は薄く下地を塗る→ファンデーションを塗る→パウダーなどで押さえる)

ただファンデーションを乗せるだけでは化粧崩れの元になる可能性があるので、注意しましょう。


季節的には乾燥が気になるような気候でなくとも、間違ったケアや保湿ケア不足が保水機能を低下させ、肌の乾燥を引き起こしてしまうことがあります。肌の乾燥が気になる場合には保湿対策を目的とした化粧品を使用し、十分な量を使用しケアを行っていくことが大切です。肌の乾燥ケアとして「記事:乾燥肌の皮膚保湿剤 ヘパリン類似物質とは?」の記事も参考にしてみることをおすすめします。

乾燥対策には継続的なケアが必要となりますので、すぐできることから始めてみましょう。

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