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美容大好きライター・富永明子のビューティLabo

疲れ顔を解消するには、顔の筋肉を刺激して目覚めさせること!

もう重力に負けたくない!
5ステップでできる「たるみ肌」マッサージ♪

年末が近づいて、忙しさが加速度を増すシーズン。そんなときに、人から「疲れた顔してるよ」と指摘されるとガックリ来ますよね…。

なぜなら「疲れ顔=老け顔」の印象が強いから!疲れ顔の特徴には、血色の悪さやくすみ、目元のクマなどもありますが、もっとも気になるのは「たるみ」。たるむと普段は気にならないシワが出現し、フェイスラインもぼやけて、一気に老けた印象に(涙)。

重力に負けっぱなしの肌を引き上げるには、どうすれば!?ということで今回は、私の信頼するエスティシャン・橋本多栄子さんに、自分でできる「たるみケア」を教えてもらいました!

たるみ対策は筋肉を刺激し、
目覚めさせるところから!

たるみが気になると、小顔ローラーでコロコロしている方は多いと思います(私もそうです)。でも橋本さんによると「むくみにはそれでもよいのですが、たるみにはローラーだけだと足りない」そう。そもそも、むくみとたるみの違いって?

「むくみは、血流が滞ったことにより、余分な水分が溜まったことが原因で起こります。これはローラーなどで『流す』ことで血流がよくなれば改善します。でも、たるみは、肌の奥にある筋肉が衰え、肌を支えられなくなったことで生じます。筋肉に働きかける必要があるので、流すケアに加えて『刺激する』ケアも必要です。痛気持ちいいくらいの圧をかけてマッサージすることで、普段使えていない筋肉が呼び覚まされ、肌が引き上げられるのです」

たるみケアに関しては肌の奥にある筋肉を指で感じるくらい、しっかりと押して刺激することが必要だそう。

「特に口周りは念入りに!私たちは普段、口をよく動かしていると考えがちですが、思った以上に口の周りにある口輪筋はこわばっています。ここが硬いと口の周りにシワができやすくなり、ほうれい線の元となって老けた印象に。また、たるむとフェイスラインがもたつくので、あご周りもしっかりと刺激しましょう」

たるみを防ぐ、
5ステップのセルフマッサージ

ここからは、レッツ・チャレンジ!橋本さんに指導いただき、たるみケアのために5つの箇所をマッサージする生活を続けてみました。私がトライしたメニューはこちら!

1:口周りと頬のマッサージ

指の腹を使って、口元から頬にかけて少しずつプッシュしていきます。指を滑らせるのではなく、指の腹でじっくりと3秒ほどプッシュ! 肌の奥にある筋肉を感じながら、痛気持ちいい強さで押すのがポイントです。奥歯を噛んだときに盛り上がる位置(口角の横)は、特にこわばりやすいので念入りに。さらに、口の下からあごにかけてもプッシュします。

2:あご先から耳の下をプッシュ

続いて、顔の輪郭をシャープに見せるためのマッサージ。あご先のすぐ下から、指2~3本を押し込むように当て、指を小刻みに揺らしてマッサージします。あご先から耳の下まで、少しずつ位置を変えていきましょう。このときも、痛気持ちいいくらいの強さで!

3:首の後ろ側の筋肉を揺らす

首の前側はセンシティブなパーツ。でも、首の後ろ側には太い筋肉が走っているので、自分でもマッサージしやすいそう。顔を傾けると、耳の裏から肩にかけて通る筋肉が盛り上がるので、指2~3本の腹で筋肉の上から押し、痛気持ちいい強さで小刻みに揺らします。耳の裏からスタートし、肩へと指を下げていきましょう。肩のコリもよくほぐして。

4:鎖骨の下を螺旋状に揺らす

デスクワークなどで肩が前に入りがちな人は、鎖骨周りがこわばって血流が悪くなり、疲れ顔の原因に。指2~3本を鎖骨の下に当て、指を外回りに回して螺旋を描きながらマッサージします。指を外側にずらしていき、端まで来たら脇の下に流して。

5:髪の生え際から頭頂部をマッサージ

最後に、頭のマッサージを行います。頭が凝っている人は多く、頭皮が引きあがらないと顔全体のたるみも進んでしまいます。おでこの上、髪の生え際から頭頂部に向けて、手でガシッとつかみ、痛気持ちいい強さで左右に揺らしてマッサージします。

毎晩、1~5までのマッサージを続けてみました。回数にはこだわらず、気持ちいいと思える強さと回数を行うこと、一週間半…。ずっと気になっていた目元と口角のたるみがやわらぎ、顔の輪郭もシャープになってきました!

それ以上に実感したのが、肌がやわらかくなって、質感が上がってきたこと。さらに、就寝前に行っていたので、朝起きたときの爽快感も違います。「顔周りが軽い」という不思議な感覚!顔も軽いし、肩も楽だし、頭もスッキリ。朝の化粧ノリもよくなりました。あと口が開きやすくなったのか、大きめのパンに難なくかぶりつけたのも驚きです(笑)。

時々取り入れたい、サロンでの
フェイシャルエステ体験記

橋本さんのサロンでは、たるみが気になる方向けのメニューも組んでくださるそう。最後にフェイシャルエステ体験レポートをお届けします!

こちらは「エレクトロポレーション」という機器で、美容成分を肌の細胞間まで送り込む効果が期待できるそう。EMS機能もあり、筋肉を刺激するので、たるみ対策に最適! 不思議な感覚で、頬の上あたりは特にくすぐったくて、施術中に笑ってしまうのが難点(笑)。

筋肉をほぐすマッサージには、プロの技が光ります。軽いプッシュのはずなのに、私の顔の筋肉は固まりすぎているようで痛い!「どこにこんなコリが潜んでいたの?」と思うほど、ゴリゴリ。特に口の周りは痛くて、完全に涙目でした。

最後に石こうパック。コラーゲン入りのクリームを塗布したら、肌を引き上げるようにシートマスクを乗せ、その上から石こうを塗ってパックします。炭入りの石こうは吸着力があり、固まる過程で肌をさらに引き上げてくれます。固まるまでの間、鎖骨から肩、さらに頭皮のマッサージも行います(これまた痛い…)。

先ほど紹介した5ステップのセルフマッサージに加え、年末年始の多忙な時期は、たまにはサロンでプロの施術を受けるご褒美もよいかも!でも、まずは5ステップを習慣化させて、「疲れ顔」なんて言わせないハリ肌を作りましょう!

【今回の先生はこちら】
橋本多栄子さん
外資系エステサロン、バリ式エステサロン勤務後、2003年、「ミッシィボーテ」に入社。
チーフエステティシャンとして勤務後、2011年独立。恵比寿に「FORTUNA」をオープン。
IMEA国際マタニティエステ協会に認定されたマタニティエステティシャンでもある。専門学校の講師も務める。
http://salon-fortuna.com/

富永明子さん

編集者・ライター。出版社勤務を経て、フリーランスに。美容情報メディアにて、スキンケアやビューティ、ヘルスケアに関する取材記事の連載を持つほか、編集者として同分野の書籍に数多く携わる。また、自著に『バレエ語辞典』(誠文堂新光社)がある。