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美容大好きライター・富永明子のビューティLabo

朝のひと手間で血行をよくしたら、メイクのノリも抜群に!

簡単にできる血色感アップのツヤ肌&秋冬メイク♪

すっかり寒くなってきたこのごろ。秋冬ファッションやメイクを楽しみたくなります!とくに今年はベージュやブラウンなど、茶系のファッションがトレンド入り。少し重めなメイクも楽しめそうで、ウキウキです♪

でも、乾燥や冷えの影響で、肌はお疲れモード……。ハリやツヤ感が足りず、血色も悪くなりがちで、化粧ノリもいまいちに(涙)。自分でパッと簡単にできる、ダメージ肌ケアってないものでしょうか?

今回は、友人のヘアメイクアップアーティスト、清水有希子さんに「時短でできるハリ&ツヤ感アップ術」に加えて、今年の秋のトレンドメイクも教えてもらいました!

血色をよくして、くすみを取る!
メイク前にできる、疲れ顔対策

普段から、歌手やタレント、モデルなど、忙しい女性たちのヘアメイクを担当している清水さん。疲れて顔色が悪く、化粧のノリが悪いときの速攻技とは?

「即効性があるのは、蒸しタオルです。タオルの熱で毛細血管の血流をよくすると、肌の代謝が上がり、血行がよくなります。それから、疲れてくすんだ肌には、コントロールカラーの使い方がポイント。コントロールカラーは難しそう、と言う方が多いのですが、化粧下地代わりに導入すれば使いやすいですよ!」(清水さん)

1:まずは乳液で肌を整える

蒸しタオルを乗せる前に、まず乳液を顔全体に広げます。乳液には肌を柔らかくする成分が含まれているので、塗ってから蒸しタオルをのせると成分が入りやすくなり、保湿効果がアップ!

2:1分ほど、蒸しタオルを顔にのせる

タオルを水にぬらしてよく絞ったら、ポリ袋やビニール袋などに入れ、電子レンジで1分ほど温めます。適温になったら(熱すぎる場合は少し冷ましてから)鼻と口を避けて1分ほど顔にのせます。目元など、気になる箇所があれば、重点的にのせるのも◎!そのあと普段通りのスキンケアを行いましょう。

3:グリーンのコントロールカラーを下地に

コントロールカラーは、肌の色に関するお悩み(くすみや赤み、クマなど)に対して「補色」を加えることで、色を打ち消す働きがあります。悩みごとに色を選ぶのが一般的ですが、素人が見極めるのは難しいことも。清水さんによると、イエローベースの肌が多い日本人は緑のコントロールカラーとの相性が抜群なので、グリーンを選べば間違いないとか!

今年らしいツヤ肌に仕上げる、
ファンデ&ハイライトの使い方

肌の血色感がアップしたら、続けてベースメイクへ。「ツヤ感のある肌は、今年も引き続きトレンドです」と清水さん。ツヤ肌作りのポイントは?

「ツヤの出るタイプのファンデーション選びが大切!私のおすすめはクッションファンデです。適度な水分を含んでいるので、自然なツヤ感が出ます。さらに、ツヤ感アップのために大切なのは、ハイライト!これも苦手な方が多いのですが、のせる箇所を覚えておけば今年っぽい顔に仕上げることができます」(清水さん)

1:ファンデーションをスポンジで叩き込む

クッションファンデーションは肌に“塗る”というよりも、スポンジでぽんぽんと“叩き込む”感覚で広げます。顔の中心から始めて、顔の端に向けて薄くなるように塗り広げてください。崩れやすいTゾーン、頬の高い位置は二度づけしましょう。

2:肌にハイライトをのせる

肌に凹凸を作ることで、ツヤ感や立体感を出すのに便利なハイライト。初心者はパウダータイプが使いやすいです。ブラシで「目を囲むCゾーン」「目頭の三角ゾーン」「鼻柱の中心」「上唇の山」「あご」にふわっと入れます(画像参照)。

渋柿系オレンジのアイメイクで、
明るい目元を演出

ここからは2019年秋冬のトレンド編♪ 茶系の服によく合う、トレンドのメイクを教えてもらいましょう。

「今年の秋冬は、明るく元気なオレンジではなく、少し落ち着いたトーンの渋柿色がトレンドです。オレンジは目がはれぼったく見えると苦手な方もいますが、茶色寄りのオレンジであれば目元が明るく見えるのでおすすめです!」(清水さん)

◆目元のポイント

渋柿系オレンジのアイシャドウをアイホール全体にのせ、さらに目の下(黒目から目尻にかけて)も細長く入れましょう。クマが気になる人は、クマ対策にもなります!

◆口元のポイント

深みのあるオレンジ系の赤リップで、秋らしさをプラス。唇はツヤ感を出しすぎず、ややマットに仕上げたほうが秋冬ファッションにはフィットします。

日本人の肌によく合うカーキで、
大人っぽい秋メイク

続いて、夜のお出かけにもピッタリな大人っぽいトレンドメイクをご紹介!

「カーキも今年のトレンド色です。実はカーキは、黄みの強い肌の日本人によく合う色。カーキを使うと大人っぽく見えるほか、ミステリアスな雰囲気も加わるので、夜のお出かけにもピッタリです♪」(清水さん)

◆目元のポイント

目の際からカーキのアイシャドウをのせ、グラデーションになるようにアイホールに色を伸ばします。まぶたのくぼみにも色をのせ、陰影をつけましょう。さらにラメやパール入りのクリアな黒のアイシャドウを目の際に入れて、目元を締めます。カーキは下まぶたには入れないこと! オレンジや薄いピンクを下まぶたに加えると、重い印象を避けられます。

◆口元のポイント

オレンジ寄りのベージュ系リップで、目元とのバランスを取ります。濃い赤をのせると、女っぽくなりすぎるので、少しクールに仕上げましょう。なお、チークは渋めのオレンジか、ベージュ寄りのピンクを控えめに加えてください。

今回は覚えておきたいワザが満載!朝の蒸しタオルが手放せなくなりそうです(笑)。肌の血色感を上げて、今年らしいツヤ肌&旬メイクを楽しみましょう!

【教えてくれた方はこちら!】
清水有希子さん
ヘアメイク事務所AICON代表。個性を生かすナチュラルメイクから作り込みメイクまでを得意とし、TV、映像、ライブ等のメディアを中心に活動中。

富永明子さん

編集者・ライター。出版社勤務を経て、フリーランスに。美容情報メディアにて、スキンケアやビューティ、ヘルスケアに関する取材記事の連載を持つほか、編集者として同分野の書籍に数多く携わる。また、自著に『バレエ語辞典』(誠文堂新光社)がある。