TAISHO BEAUTY ONLINEで目指す「Beauty on Health 私のなかで、キレイが育つ。」の考えに通ずるあれこれを、
プロジェクトBメンバーが体験し、レポートでお届けしていきます。
第8弾は「薬膳体験レポ」です。
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プロジェクトBメンバーが体験し、レポートでお届けしていきます。
第8弾は「薬膳体験レポ」です。
2020年2月某日
「Beauty on Health 体験by Project B」8回目は、プロジェクトB新メンバーのフクツカが担当します。
今回は、健康と美の双方が期待できそうな「薬膳」を、料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子様にご協力いただき、体験してきました!
「薬膳や漢方というと難しい印象やなかなか手に入りにくい食材を使わなければいけない・・・なんていうイメージがあります。」
いいえ!特別な食材を使わなくてもいいんです。
昔から「医食同源」というように、まずは身近な食材に目を向けてみると様々な効能を持ったものが数多くあるんです♪
なんとなく体の巡りが悪かったり、目覚めがよくなかったり、日々のストレスなどで体も徐々に疲れている・・・。そう感じている方必見のレポートです。
まずは座学から。
薬膳の「膳」は食事の意味で、薬膳とは、季節や食べる人の体調に合わせ、食材や生薬を組み合わせた料理のことです。
毎日の食事は、体のバランスを整えるのに欠かせません。季節や体質に合わせたものを食べて「未然に病気を防ぐ」。
食事はいわば薬のようなものと考えられていて、これを中医学では「食薬同源」と言います。
中医学の治療の基本は、「暑ければ冷まし、冷えていれば温め、足りなければ補い、過剰であれば除く」というバランスを取る医学であり、この考えに基づいて献立されるのが薬膳です。
この日は立春の日。春は気温が上がり、草木も芽生え、動物も活動を始める季節です。風のように目まぐるしく変わり、激しく動くのが春の特徴で、私たちの体は、下記のような影響が出ます。
こういう時は、食事にピーマンやトマトを取り入れて落ち着かせたり、大葉など香りの良いものを取り入れて気の巡りを良くするなどのケアがオススメです。
春の人体への影響をケアする身近な食材は、以下のようなものがあります。
今回は、これらの食材を用いた春の薬膳メニュー、肉汁あふれる水餃子・青椒肉絲(チンジャオロース)・コーンと枝豆の卵スープ・じゃこと豆苗の中華サラダを教えていただきました。
どれも簡単で美味しく作ることが出来る料理なんです♪
特に、まるで小籠包のように肉汁あふれる水餃子のあまりの美味しさに感動しました。
作業工程だけご紹介。
小籠包のようにあふれる肉汁の正体は、ゼラチンで固めたスープの素!
写真のように細かく切って、包む際に入れていきます。
市販の皮ではペラペラになりがちな水餃子も、皮を重ねるひと工夫でもちもち食感になります!
包む工程も一工夫!帽子みたいな形のかわいい包み方です。
包むのに集中しすぎて口が尖がっているプロジェクトBメンバー2名です。
おいしく茹でた水餃子はもっちり♪茹でたてをあつあつで(ジューシーなお汁が飛び出してくるのでやけど注意です!)、氷水で冷やしてなどお好みの食べ方で召し上がれます。
豚ひき肉、ニラなど身近な食材で、簡単にそして本当に美味しく作ることが出来るのでオススメです。
作るのも楽しく、そして美味しく楽しく食べれることが出来た薬膳体験でした。
薬膳がこんなに身近な食材で出来るということに驚きました。健康な体と心は、毎日の食事をおいしく食べることから始まります。毎日の食事が変化したら、体も必ず変化する。薬膳は本来そういうもので、日々の中で、さりげなく、無理なく、いかに続けるかが大切だそうです。学んだ薬膳知識を日々の食生活に取り入れて、おうち薬膳を続けてみたいと思います。
後日、自宅で作った水餃子の写真。
ワイン片手に30個分を綺麗に包みました。完成まであと2個の段階でワイン投入です♪
料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
Instagram:@nanako.yakuzen
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